子どもたちの長を助け、力と成績をばす学習

成 伸 塾

一生懸命取り組む子どもたちのため、子どもたちの成長を願う保護者の方々のため、“本物の教育”を提供します

成伸塾の教育に対する考え方

 皆様が学習塾に期待するものは何でしょうか。多くの方が「成績向上」「志望校合格」とお考えだと思います。テストの点数や通知表、北辰テストなどの模試の偏差値は、数値としてわかりやすく学力が表れるため、それらの数値で効果を実感されるはずです。

 では、皆様が教育に期待するものは何でしょうか。こちらは様々なご意見があると思いますが、勉強関係はもちろんのこと、規範意識の向上や、集団の中での立ち振る舞い、先輩・後輩・先生の対人関係など、勉強以外のものも多く含まれるはずです。これは、学習塾に期待するものよりも広い範囲になりますが、「子どもたちが成長する上で必要なことを身に付ける」という点では共通するものがあるはずです。成伸塾における「教育」は、子どもたちの成長を正しい方向に導くためのものであると考えます。

 では、子どもたちの「成長」とは何なのか。

 成伸塾では、子どもたちの成長は「できることが増えること」だと考えます。保護者の方々も、お子様が生まれてから、ハイハイができるようになる、言葉を喋ることができるようになるなど、できることが1つずつ増える度にお子様の成長を感じてきたはずです。それと同じで、解けなかった問題が解けるようになるなど、できなかったことができるようになれば、それは子どもたちの成長です。

 また、一見するとできることが増えていなくても、成伸塾では子どもたちの成長と考えることもあります。例えば、テストで思うような結果が出なかったとき、通常の学習塾では「勉強が足りない!」「この問題はこう解くんだったよね」などと、結果を出すことに焦点を当てて指導をします。そして次のテストで思うような結果が出せれば、それをもって「成績アップ=成長」という考え方をしていると思います。しかし成伸塾では、思うような結果が出なかったとき、何が原因だったのか、どうすれば良かったのかを考えて自覚させ、それが改善できるように努力するよう意識させます。この「自覚する」「努力するよう意識する」ということができるようになることも、立派な子どもたちの成長であると考えます。「成績アップ=成長」という結果至上主義の考え方は、成伸塾にはありません。

 ただし、できることが増えることと同じくらい大事なことがあります。それは子どもたちが自立することです。いくらできることが増えても、誰かに頼りながらでないとできないという状態で満足してしまえば、大人になって社会に出たときに困ってしまいます。例え問題が解けるようになっても、それが先生の言うとおりに問題を解いているだけではまだ不十分で、先生の力を借りなくても自力で解けるようになって初めて、その問題が解けるようになったと言えます。成績が上がったとしても、先生の言うとおりにやっているだけでは不十分で、それを自分の意志でできるようにならなければ成長とは言えません。できることを増やすのと同時に、それを自分の力でできるようにすること、つまり自立することが子どもたちの成長では必要不可欠です。

 また、自立するために必要なことは、自分で考えて行動することです。誰かに言われたことをやっているだけでは、誰かに依存している状態であり、自立しているとは言えません。だからこそ成伸塾では、強制力のある指示を極力避け、子どもたち自身が考えて行動する機会を多く設けます。今の自分には何が必要か。何をどうすれば上手くいくのか。思うような結果が出なかった原因は何で、どう改善すれば良いのか。そのように考えて試行錯誤して、自分で考える力を伸ばしていきます。

 塾業界で子どもたちや保護者の方々からよく聞く「良い塾」の条件として、

「対策をよくやってくれる塾」

「よく面倒を見てくれて細かく指示を出してくれる塾」

「プリントなどをたくさん出して勉強させてくれる塾」

などというものがありますが、当塾ではそのような学習塾は良い塾だとは考えません。

 対策を徹底的にやるということは、それだけ普段の授業で学習したことがテストに生かされていないから対策を徹底的にしなければならないということでもあります。また、特定のテストの対策を徹底的にしても、そのテストのための勉強ですので、テストが終わったらその対策のほとんどは役に立たなくなります。そのような徹底的な対策を繰り返して負担が大きい勉強をし続けることは望ましいことではありませんし、テストで良い結果を出すことができて成績が上がっても、それで子どもたちの持っている力が向上したわけではなく、子どもたちの成長にはなかなかつながりません。

 よく面倒を見てくれて、細かく指示を出してくれれば、子どもたちはその指示に従うだけになります。自分で考えなくても良くなるので楽ができますし、保護者の方は「自分が何も言わなくても勉強するようになった」と感じるかもしれません。しかし、自分で考えなくても済むようになれば、子どもたちが自分で考える力は付きません。これでは子どもたちが依存状態に陥り、自立を阻害することになってしまいます。

 プリントをたくさん出してくれる学習塾の中には、著作物を無断でコピーして使用している学習塾が非常に多くあります。AIが自動的に間違えた問題の類題を出してくれる便利なシステムもありますが、間違えた原因や対処法まで正確に分析しているものではありません。また、これも与えられたものををただやるだけになり、指示に従うだけの勉強と同じになってしまいます。本当に考えられたプリントで、その子に合ったものを選択して提供してくれる学習塾はそう多くはありませんし、それも用意できる数には限りがあります。プリントの質などを考えれば、大量のプリントを用意してくれることが必ずしも良いことであるとは言えません。

 成伸塾では、できることを増やすだけでなく、その手法や過程にもこだわり、将来社会で活躍できるように自立した人材を育成することこそ本当の教育であると考えています。決して、誰かに依存して数値向上だけ達成するような、上辺だけの成長を教育だとは考えません。最小限の対策で済むように、普段の授業から質の高い教育を提供します。細かく指示を出さなくても、やるべきことを子どもたちが自分で考えて行動できるような指導を行います。少ない勉強量でも効率的に勉強した内容が身に付くように、むやみに大量のプリントを出したり、ただコピーしただけや機械任せにしたプリントを無責任に配布したりすることはしません。満足を得ることが最優先であるかのよう子どもたちに楽をさせ指導ではなく、子どもたちの成長と自立のため、質の高い教育を提供します。


 もっと成伸塾のこだわりを知りたい方は、当塾資料(PDFファイル)をご覧ください。資料のご請求はお問い合わせからお願いします。