子どもたちの長を助け、力と成績をばす学習

成 伸 塾

一生懸命取り組む子どもたちのため、子どもたちの成長を願う保護者の方々のため、“本物の教育”を提供します

成伸塾の学習指導・進路指導

学習指導の基本方針

 右の図は、成伸塾の学習のイメージを表したものです。学習は基礎や知識から身に付け、それらを理解をした上で、問題を解くための解法や応用の仕方を学習したり、各種テストの対策をしたりします。このように、学習は基礎から応用に向かって徐々に積み上げていくことが大切です。このとき、土台となる基礎や知識が大きければ大きいほど、上に積み上げていくものを大きくすることができますし、土台が大きく安定していれば、それだけ高く上に積み上げることができ、積み上げるのも楽になります。

 しかし、この学習にはデメリットがあります。それは、時間と手間がかかるということです。このように土台からしっかり積み上げようとすると、土台の部分に最も時間も手間もかかります。すると、成績向上などの目に見えて表れる成果が出るのも時間がかかってしまいます。

 これに対して、時間のかかる土台を必要最低限にし、時間や手間のあまりかからない解法や応用、テスト対策などの上に積み上げるものを大きくして高く積み上げる学習は、積み上げるのにかかる時間を短く、手間も少なくすることができます。成績向上のことだけを考えれば、短期間で成果が表れるため、効率の良い学習方法であるようにも見えます。

 しかし、この学習方法のデメリットは、効果が一時的になりやすいことと、子どもたちの負担が大きくなることです。上に積み上げるものが大きければ、その分バランスは悪く、崩れやすくなります。これは、テストが終わったら学習したことをすぐに忘れてしまうということを表しています。また、崩れてはまた積み上げるということを繰り返していけば、次第に崩れにくくはなってきますが、何度も積み上げる手間がかかります。これは、忘れたら覚え直すということを繰り返して次第に忘れにくくなっていくということを表していますが、何度も同じことを繰り返し学習しなければならず、その分定着するまでに時間がかかります。

 あくまで学習の基本は普段の授業であり、テスト対策や解法テクニックなどは最後の仕上げでなければなりませんが、酷い指導を行う学習塾になると、子どもたちが「塾で先取り学習をしているから学校の授業なんか聞かなくて良い」と平然と言います。問題が解ければ良い。解法を知っているから理屈なんて知らなくて良い。テストで良い点が取れれば良い。そのような、子どもたちまで実績至上主義の考え方をしているような学習塾が、世の中にはたくさんあるのです。これは非常に恐ろしいことです。

 成伸塾では、成果が出るまでに時間がかかっても、大きな土台を作って積み上げていくことを基本とした学習方法で指導していきます。当塾責任者は、教育に精通し、成績向上や志望校合格の実績を積み重ねてきたプロですので、やろうと思えば土台を小さくして短期間に成果を出すこともできます。しかし、それが教育として望ましくない学習法だと理解しているからこそ、あえてそのような指導法は行いません。普段の授業が大事であり、塾で先取り学習をしていても学校の授業疎かにさせません。授業を疎かにすることは、基礎基本を疎かにするということです。そして、大きく積み上げた土台の上に、問題演習や対策などを行って少ない負担で高く積み上げて力を付けていき、テストが終わっても忘れにくく、受験勉強でも負担が少なくなるような学習、テストや受験が終わっても学習してきたことを生かすことができる学習を促す指導をしていきます。

学習指導方針

【小学5・6年生】

 小学生のうちは中学生になるための準備として、以下のことを中心に指導を行い、状況や理解度などに応じて応用問題や中学生の内容の先取りなどまで扱います。

正しい勉強方法で学習習慣を身に付ける。

・知識を増やし、正しく、深く理解する。

 小学校から中学校に進学すると、学習内容や学習方法、時間の使い方、定期テストなど、小学校までとは大きく違う生活になり、戸惑うことが数多くあります。それを「中1ギャップ」といいますが、成伸塾では小学校の段階から中学生の学習方法を少しずつ取り入れ、塾の的確なサポートを受けながら徐々に慣れていってもらいます。それにより、中学校進学時のギャップを少なくすることができ、他の子どもたちより抵抗なく中学校生活が始められるようにしていきます。できないことを肩代わりしてやってあげるのではなく、できるように練習して身に付けてもらう。これが成伸塾の教育です。


【中学生】

 自分で考え、行動する力を身に付けるため、中学生には宿題を出しません。演習しておくべき問題は指定しますが、その問題をどこまで解くのかを生徒自身が決めることを認め、宿題ではないためどこまで演習を行ったかのチェックもしません。これによって、生徒自身が自分の現状を分析し、自分で考えて行動する習慣を身に付けてもらいます。それを小テストなどで確認していき、もし思うような結果が出なくても、どこがまずかったのか、どう改善すれば良いのかのヒントを与え、生徒が主体となって克服できるように、こまめに生徒面談を行うなど、塾が万全の体制でサポートします。

 授業では、知識を増やし、基本事項から理解を深め、基礎から時間を惜しまず固めていきます。時間がかかっても、それによって基礎の定着や理解の負担が少なくなるだけでなく、応用することができる知識・理解になりやすいためです。更に、「テストが終わったら忘れる」とならないため、普段の授業から記憶と理解のバランスをとった指導を行います。

 学習を通じて人としても成長できるように学習環境を整え、子どもたちが自立するために過度な依存をさせないように必要なサポートを惜しみなく行います。それによって、高校受験を乗り越えた中学生が自立して立派に成長し、高校・大学生活やその先の人生で活躍できる礎を成伸塾で築いてほしいと思います。

進路指導方針

 「新しい塾だから」「小規模の塾だから」といって、進路指導が不十分になることはありません。当塾では、大手学習塾でも進路指導に関わってきた責任者が、学力はもちろんのこと、公立・私立、男女共学・別学、通学時間など、お子様や保護者の方のご希望を尊重しながら、親身になって進路やその先の将来を一緒に考えていきます。合格実績の高さを売りにしている学習塾でありがちな、合格実績を増やすために受験校を誘導したり強制したりすることは決してありません。当塾が主導権を握って受験校を決めるのではなく、お子様と保護者の方が主体となって考え、最終的にはお子様と保護者の方の意思で受験校を決めていただきます。そのために必要な情報は当塾がご提供し、必要なアドバイスや選択肢をご提案したりして、納得のいく進路決定ができるよう万全の体制でサポートしていきます。